すぎ田旋風

すぎ田旋風

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東京メトロ東西線木場〜門前仲町間の通りで発見しました。写真右端の「らーめん亭 すぎ田」と写真左端の「希酒食彩 すぎ田」。なんと、2軒挟んで同じ「すぎ田」という店名のお店があるのです。ラーメン屋と割烹料理屋で特に関連性も見当たらないので同じ経営者などではなく、たまたまなのでしょうか...。とにかく、この通りの5軒中2軒が「すぎ田」なので、世界一「すぎ田」密度の高い場所といえるでしょう。もしこれがオセロなら、「すぎ田」間のお店2軒も「すぎ田」になるので「すぎ田」にとっては有利にゲームを進められますね。

健康診断

今年の3月の話です。健康診断書を3月末までにある場所に提出する必要がありまして、大学で実施される健康診断では間に合わないので、自費(8800円)で外部のクリニックに健康診断を受けに行きました。学校以外で健康診断を受けたのは初めてだったので、回転率の速さに驚きつつも検尿•血圧•身体測定•視力•聴力等の検査に身を委ねまして、最後の検査、採血に辿り着きました。採血は中学ぶりですし、無事に血を採集することができるのか不安でした。というのも、僕は血管が細いので採血に時間がかかると思ったからです。

そんな不安を抱えながら待機していると、採血担当のおば様ナースに呼ばれ採血場に誘われました。言われるがままに右腕を差し出すと案の定、血管が浮かび上がってこないようで手のひらをグーパーグーパーさせても中々厳しいようです。左腕で試してみてもやはり血管が浮かび上がらないようで、ナース4名が近所のボヤ騒ぎを覗くかのごとく僕の腕を見に来てしまって、そんな状況に戸惑いと申し訳なさを感じつつも担当のおば様ナースが頑張って僕の右腕をこすっています。こすることで血管が浮かびやすくなるようで「うぅ〜〜ん。」という唸り声と共に30秒程熱心にこすり続けてくれています。集中のあまりおば様ナースの顔が僕の腕に近づいてきて、僕の顔の寸前におば様ナースの頭がきたのです。その瞬間、

 

くさっ

 

となりまして、言葉には出さなかったものの反射的に見上げてしまいました。しかし首もツラいので顔を正面に戻すとやはり くさっ となるのです。ただこれはおば様ナースの「働きの証」でもありますから仕方のないことですし、僕の血を頑張って採ろうとしてくれているので、これは漢として向き合うべきであると考え、ドンとこいとゴルゴ13ばりの険しい表情で正面を向き続けました。すると段々と鼻が慣れてきたのでしょうか、「加齢」の臭いから「カレー」つまり「カレーライス」の匂いへと変わっていったのです。そんなのは流石に嘘松であると思うかもしれませんが、健康診断の受診前12時間は食事が禁止されているのでとてつもない空腹状態で健康診断に臨んでいるのです。それが功を奏し、面舵いっぱい急旋回、自らの都合の良いように180°解釈を捻じ曲げることに成功したのです!

結果的に採血は、ナイソクと呼ばれる神経に近く太い血管から行われまして、少々のアザはできたものの無事に終えることができました。加えて21年間不明であった血液型が判明し、O型として生きていくこととなりました。

そんなこんなで無事に健康診断を終え、早速カレーを食べに向かったのです...。

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